その技術が、
お客様をどう幸せにするのか。
フューチャーショップには自ら提案し、挑戦するメンバーを応援する風土があります。課題に責任を持つ意識さえあれば、プロダクトの成否を左右するような重要な内容であっても任せてもらえる会社です。私自身、「自分のプロダクト」と言えるものをつくりたくて入社しました。
そして、2018年にリリースした新CMS機能「コマースクリエイター」の開発から携わり、現在もコマースクリエイターのシステム基盤の設計、構築、運用、保守。また、開発バージョンごとの環境整備とデータ管理を担当しています。
システムエンジニアとして常に心がけていることは、安定した技術と新しい技術とをバランスよく組み合わせ「その時点で最善のシステム」をつくること。今も情報処理技術は急速に進歩しており、数多くの技術が流行っては廃れていきます。だからこそ「その技術が、お客様のどんな課題を解決するのか」といった、システムを使う人への深い理解が大切です。そうすることで、時間的な制約があるなかでもいいシステムがつくれると考えています。
新しいプロダクトが、
世の中に発信された瞬間。
断続的に40,000回(/時)以上のページアクセスが発生する巨大クライアント様が、コマースクリエイター上での販売を開始された日のことは忘れられません。なにせ40,000回以上のページアクセスです。サーバーにもすごい負荷がかかる。その負荷があるなかで、消費者様がボタンを押したら、きれいに速く見えるようにしなきゃいけない。そんなパフォーマンス調整を、プロジェクトチームと制作会社様が一体となり、販売開始ギリギリまで行われました。
私は深夜に会社に出てきて、切り替えの瞬間を見守りました。滝のように流れるアクセスログを眺めながら、ついに新しいプロダクトが世の中に発信されたことを実感しました。同時に、もうあと戻りはできないと腹をくくった瞬間でもあったと思います。
私が所属するのはシステム開発部であり、技術者の集団でありながらも、「人のEコマースに対する考え方を売っている」という意識があります。システムを運用する人のことを考えたシステムづくりが当社の特長です。まさにヒトテクノロジーなんですよね。